〈フォルクローレの曲〉チューニョの花が咲く頃に
こんばんは😃
今日はいいことがあったので上機嫌でお送りします😆
さて、新コーナーです。昨日の最後に「曲紹介をしたいなぁ」と言っていたアレです。
曲の概要(名前やリズム)、基本の弾き方、歌詞の意味などを書けたらいいなと思います。
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今回の曲は「チューニョの花が咲く頃に」です。原題は“Cuando Florezca el Chuño”
で他のブログでも紹介されてたりします。その先人たちの文章も参考にしながら進めていきます。咲く「頃に」の部分は「時に」とかそこはニュアンスです。
まず調べてみたところ、この曲を作ったのは
K'ala Marka/カラ・マルカ
曲のリズムはトバス/Tobas。ダン、ダン ダンダンダン!といった感じの迫力あるリズムです。
このリズムで他に有名なのはアナタボリビアのアリガトーバ(ありがとう+トバスの意味)とか、Hija del sol、自分が好きな曲のÉs Asiもこのリズムです。よかったら検索して聴いてみてください。
さて、ここで一つ問題です。テテン♪
Q.チューニョとは何のことでしょう?
はい、チューニョというのは乾燥させたジャガイモのことで、アンデス山脈の先住民の保存食の一つだそうです(wiki調べ)。
アンデス山脈などの標高が高い地域ではある程度の高さを越えるとトウモロコシより、ジャガイモの栽培が行われ、ジャガイモにはそもそもソラニンという毒性の強い物質が含まれるため、それの毒抜きの意で乾燥させるみたいです。
また、その作業は寒さ厳しい冬に行われ、冷凍と脱水・乾燥を繰り返していきます。ソラニンは水溶性なので脱水をしていけば、徐々に毒素も抜けていくというわけですね。面白いですね。風土ですね。
さて、余談が過ぎました。
チューニョ=乾燥させたジャガイモなわけですが、では何故「花が咲く頃に」なんでしょうか?
実はこの曲は“叶わない約束”の歌なんですね。
チューニョは、もうすでに乾燥させて花が咲くわけもない。だけど、その花が咲く頃にまた会いましょう。という切ない思いがあるのです。
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今日はだいぶ遅い時間なのでこれくらいで。でもまだ半分くらいなのでpart2をやりたいです。
またチューニョの花の由来や、このフレーズがどういう時に使われるか等が↓のブログに載ってて興味深いです。
それでは!